2011年10月31日月曜日

「たまごろも」公演終わる

一昨日、天気にも恵まれて、「たまごろも」の公演、良かったんじゃーないかしら。
永運院では、何回も踊ってきているけれど、デザイン(意図)と、即興性が、今までの中で、一番バランスが良かったかもしれない。
来てくれた人も、多くの人が喜んでくれた。(まあ、不評な人の声は、なかなか、入ってこないものだけど)
でも、やはり、永運院のお寺はいいなぁー。外の空間にも開かれていて、演者も、観客も、より大きいものに包まれているような場所。
風や、周囲の物音が排除されずに、柔らかに入ってくる。ヘリコプターの音や、拍子木の音まで、違和感なく、作品と、身体を通り過ぎる。最後、ダンサーが衣を持って、捧げるシーンで、能管の笛の音に、これ以上ないようなタイミングで、遠くで鐘の音が響いた時は。「うわーきたぁ」と心の中で叫んでしまった。
今回の、公演。 お寺、着物、琵琶、能管と、本当に「和」でした。
私の踊りの、和的な部分をあらためて、感じる機会にもなった。
呼吸、間、勢い、簡潔さ等など。

1 件のコメント:

  1. 「たまごろも」公演 ずっと記憶に残る風景。

    由良部さんの踊りに惹きつけられ、目を離すことが出来なかった。

    その身体から醸し出される空気感・・・初めて味わう感覚でした。

    草木の香りも残っています。
    いい公演でした。

    ありがとうございました。

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